船幸祭・夏祭り関連の神事

ceremony “Senkousai”

大津三大祭のひとつであり、伝統的な夏の神事です。
毎年8月17日に行われ、日本武尊が東国にて船団を率い海路を渡った故事に基づいています。瀬田川を海路に見立て、神輿を船に乗せて巡行をする「船渡御神事」の進行にあわせて奉納花火が打上げられます。
幻想的な灯篭の光が湖面を照らし、古代からの伝統を感じることができる貴重な行事です。

納涼船幸祭

information

開催日

8月17日

場 所

建部大社境内・
瀬田の唐橋周辺

天 候

小雨決行 (順延なし)

アクセス

JR石山駅より徒歩10分
京阪唐橋前駅より徒歩5分

schedule

16:50

建部大社出発

17:45

船団瀬田浜出発

18:30

南郷黒津浜到着

19:20

黒津浜出発

20:00

瀬田浜到着
奉納花火開始

21:00頃

奉納花火終了

21:30

建部大社到着

traffic regulation

1回目 17時00分 〜 18時00分
※夏祭り行列・神輿が通過した時点で交通規制は解除されます。

2回目 20時00分 〜 21時30分
※全面通行止めとなります。

神輿の巡行中交通規制あり 瀬田唐橋周辺通行止めあり 駐車場なし
※お車での来場は出来ません。
 その他交通機関をご利用下さい

共産企業

other ceremony

ceremony 01

榊立神事本殿祭の儀

納涼船幸祭は8月1日「榊立神事(さかきだてしんじ)」に始まります。本殿祭儀で清められた榊の御幣を、境内や瀬田浜・黒津浜に掲げます。これより境内や瀬田浜・黒津浜が神聖な領域であることが示されます。

ceremony 02

榊立神事本殿祭の儀

黒津浜の祭儀は榊立神事に続いて執り行われる神事で、黒津浜の祭儀では毛知比神社・新茂智神社の各役員、黒津自治会長、建部大社役員が参列し、納涼船幸祭が安全に執り行われるよう祈願されます。

ceremony 03

納涼祭(御涼みの神事)

8月7日 この神事は別名「御涼みの神事(みすずしみのしんじ)」といわれ、納涼船幸祭が久しく途絶えていた時代も、この納涼祭だけは続けられてきたと伝わる神事です。古くから神饌のひとつとして「素麺と冷水」が本殿をはじめ境内の全社にも同じく供え付けられます。 近年、崇敬者の皆様から風鈴をご奉納いただいております。この風鈴の涼しげな音色もあわせ、夏の盛りにひと時の御涼をお供えする祭儀が執り行われます。

ceremony 04

献灯祭

8月15日 町内をはじめ崇敬者の皆様からご奉納いただいた御神燈が境内にかかげられます。午後4時、ご献燈をいただいた皆様の名簿を本殿に供え、家内安全・無病息災の祈願を申し上げ、点灯の儀が執り行われます。これより3日間夕刻より点灯されます。

ceremony 05

宵宮祭

8月16日午後4時より、明日の納涼船幸祭を言祝ぎ、無事安全を祈願する祭儀が執り行われます。

ceremony 06

宵宮祭稚児参拝の儀

宵宮祭の午後7時から夏祭りにご奉仕をいただく町内の稚児が集い「稚児参拝の儀」が執り行われます。 宮司より納涼船幸祭奉仕の辞令書が一人一人に手渡され、いよいよ明日の本番をむかえます。

ceremony 07

納涼船幸祭出御の儀

8月17日 午後4時30分 「納涼船幸祭出御の儀」が執り行われたのち、建部大社を出発します。瀬田浜へと運ばれた神輿は御座船に安置され、お旅所である黒津浜「供御の瀬」へと向かいます。

ceremony 08

納涼船幸祭御旅所祭

黒津浜「供御の瀬」に到着後、別宮の毛知比神社、新宮の新茂智神社から神饌が献じられ、お旅所祭が執り行われます。お旅所祭を終えた船団は黒津浜「供御の瀬」をあとに再び出発します。両岸の石山寺・稲津・瀬田新緑苑の皆様にご協力を賜わり、奉迎のかがり火が焚かれるなか帰路瀬田浜を目指します。船団が「瀬田の唐橋」に近づく頃、夜空には花火が打ち上げられ、祭りの最高潮をむかえます。大神輿の動きに合わせ打ち上げられる花火が見どころです。

ceremony 09

納涼船幸祭還御の儀

「瀬田の唐橋」を往復した神輿は建部大社に到着。還御の儀が執り行われます。古式に則って執り行われた一連の行事は静かに幕となり、瀬田の夏も終わりを告げます。